あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍に翻弄されながらも、多くの方のお力により念願のカフェ改装を果たした、イイトコにとって記念すべき節目の年でした。
今年もコロナによる影響は厳しさを増していますが、小さなお店だからできることを探りつつ、コミュニティの中のカフェとして、まちづくりの小さな小さな一片を担う者として、日々実験と思って進んでいく所存です。
そんなイイトコにお付き合いいただけたら嬉しいです。
さてさて。
これも実験と言えるのかもしれませんが、新年、イイトコはチラシのポスティングをやってみようと思っています。
デザインや内容はこの年末年始休みのうちに考えて、つい昨日、入稿を済ませたころです。
ポスティングチラシを作ろうと思ったわけ
そもそもポスティングって効果あるの?
チラシの効果については私もここしばらく懐疑的でした。
年末にインスタライブでお話しをさせてもらった(実はそんなことをしていたのです!)同じく足立区は東和の「ひよこのカフェハウス」の店長みすずさんには、ポスティングはかけた労力の割に満足な効果が出ないのでひよこではやめたと聞いていました。
新聞折込チラシの反応率の低さは私も知っているし、あらかじめその低さも折り込み済みの(ダジャレか)施策というのもわかっているつもり。
それをしかもポスティングだなんて、途方もない作業や〜そんな効果があるかどうかわからんモノやってられるか〜と、はなから思考停止気味ではあったのですが。
それでも気が変わって一転、やりましょう、やってやりましょう!となったのにはいくつかの背景があります。
まず、かねてよりパートナーから「やってみなよ」と言われていたこと。
それに、たまにお店のお客様から「お友達に紹介したいのですが、ショップカードみたいなものってありますか?」と聞かれることがあったこと(チラシがあればショップカードの代わりになる!)。
そして、年末に読んだ本の著者のサイトをチェックしていたら、たまたまチラシについて書かれた記事が目に入り、読んでみたら、チラシの一定の重要性がわかったこと。
さらにさらに、西新井駅前のエンブレムホステルのマネジャーだったマークさんが(ナナシノ商店街がきっかけでご縁ができた)、コロナでホステルが閉じてしまったあと、再起を期してご自身のカフェをオープンするにあたりチラシを配られていて、これを私自身がよく目を通していたことに思い当たったこと。
などなどです。
マークさんのカフェのチラシは、この大変な時期に新たなチャレンジをするマークさんを僭越ながら応援したいなと思って、何が食べられるのかな? 開いているのはいつかな? と高い関心を持って見ていました。
このことから、自分に関係があると思ってもらえたら、チラシはよく見てもらえるのでは?という結論に至ったのです。
チラシ作りに大切なこと
これは私が上のサイト記事から参考にしたポイントです。
・ チラシの第一の目的は、お店の存在を知ってもらうことにある
・ チラシはクオリティが大切
・ 伝えたい情報を効果的に見せられれば成功
ということなので、今回私がチラシ製作の際に気をつけたことは、
・ 細部まで気を抜かないデザイン(とはいえ、主たるお客様の子育てママに親しみやすいデザイン)
・ お客様(とくに子育てママ)がどんなときに使えるお店なのかを伝える
・ お店に来ると何ができるのかを伝える
・ どんな思いで作ったお店なのかを伝える
・ それらを、短い言葉で、見やすく伝えること
・ お店の内観、外観、地図を載せること
です。
チラシの使い道はポスティングだけじゃない
ところで、このチラシ。
手元に届いたら、時間をみつけてご近所にポスティングする以外にも、使い道はいろいろとありそうです。
(ポスティングといっても、最近は集合住宅でも戸建てでも「チラシお断り」のところが増えていそうなので、どこまで配れるか。ここはまだ懐疑的なのです……専門業者さんに依頼するとか?)
・ ショップカード代わりにイイトコに置いておき、イイトコの使い方や思いを知ってもらうツールにする。
もちろん、持って帰ってもらい、お友達に手渡していただいても。
・ これまでお付き合いのあるお店に置かせてもらう。
ショップカードのような小さなものより伝えられる情報は格段に多く(ちなみに今回のチラシのサイズはA5の表裏)、またイイトコでお付き合いさせていただいているお店なので価値観の近いお客様の目に触れる可能性が高いと思われます。
サイズがちょっと大きいので、邪魔にならず置かせてもらえるお店に限ったほうがよさそうですが(汗)。
さて、そんなこんなで作ったチラシですが、ネット印刷へ入稿したものが完成して手元に届くのはもう少しあと。
完成したチラシは、またこちらでご紹介できればと思っています。
Commentaires