こちら、かつてイイトコの窓辺に鎮座して、その上に委託品などを目一杯乗せてくれていた足踏みミシンです。
「このミシン、天板が平らだったらもっとディスプレイしやすいのにな」とつねづね思っていたのですが、このコロナ禍で時間を持て余すわたし、とうとう解体して客席テーブルにすることにしました。
トヨタ製のミシンなんですよね。 検索してみたら、トヨタミシンはあの自動車会社トヨタの創始者が、自動車と同時に創設したらしいです。
それも、つい最近、70年もの歴史に幕を下ろすまで稼働していたのだとか。
さすがに足踏みミシンの製造はとうの昔にやめていたのでしょうが、歴史を感じます。
昔はどこの家庭でも、ミシンといえば足踏みミシン、でしたよね? よね? 実家にもありました。ああ、懐かしい...... そんな歴史の重みを背負ったのかずっしりと重いミシンは、天板と共に取り外し、できる範囲で解体させていただきました。
出てきた可愛い部品は、何にするわけでもないですが、とっておくことにしました。
引き出しも可愛い。
綺麗な色が巻かれたボビンも、引き出しの中にありました。
まだ現役で使えるものは、カタチノ製作所はるひちゃんに引き取ってもらいました。
穴の開いていないほうのボビンは、ちょうど使えるミシンがあるみたい。
こういう、鋳鉄っていうのかな、部品もたまりませんね。
この先何に使うかわかりませんが、もちろん、とっておきます。
さて、脚のホコリや汚れをざっと落としたら、天板作りにとりかかります。
これまたちょうど、もらい物のフローリング材があったので、これを天板に使うことにしました。
もともとオイルステインを塗って、物々交換の台として使っていたものです。
適度に傷がついて、節がいっぱいあるのも、雰囲気があっていいかもしれません。
ちょっと小さいかな?
でも広くない店内では、案外このくらいの小ささが重宝するかもです。
とりあえず、この材料で作っちゃいます。
超絶不器用なのに、がんばってるな、自分。
足踏みミシンリメイク②に続きます。
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