
11月1日、日曜日のお昼、「おやこ食堂」を開催しました。
「おやこ食堂」はこれまで2回開催していますが、
1回目はイイトコ家族でのプレ、
2回目はイイトコの友人・知人をお誘いしての開催。
3回目の今回は、まったくの「はじめまして」の方々をお客さまにお招きしての開催でした。
これが本当の「おやこ食堂」のスタートだったといっても過言ではありません!
そんな「おやこ食堂」は、大人16名、子ども5名の参加でした。 ほとんどの方が初対面なのに、「親子ともども楽しく過ごせました」と感想をいただくほど、
それぞれみなさんのペースで、うちとけた雰囲気でした。
メニューはこちら。(「みんなで握るおむすび」が抜けてますが)

初対面の方どうしでも会話のきっかけになれば…と用意したのが、
参加者全員でにぎる「おむすび」の時間。
大人も子どもも片寄せ合って……いい光景ですよね。

こんなにいろんなかたちの「おむすび」、できました!

参加者の方とも話していたのですが、
こういう場に出て来られる方は、
もともと「集まって何かすること」がお好きな方が多いですよね。
(裏を返せば、こういう場に出てきにくい方とどうつながるか…ということでもあります)
この日は、遠方からご参加いただいた方々が持ち前の明るさで
ムードメーカーになってくださいました。
イイトコは、本当に何もしていません(笑)!
そんななかでも、平日はお子さんと2人きりで食事をとることがほとんど
という親子連れの方も何組かいらして、
そんな「孤食」の解消の場、心の拠りどころ、としての機能を果たすこともできたのかな、と。
さて。
配膳・盛りつけの時間です。


大人も子どもも、自分の食べられる量をおなかと相談して、
自分で盛りつけたり、イイトコがサーブしたり。

自分でにぎった「おむすび」、どれかわかるかなー?
ほかの人がにぎったおむすびも、食べてみると新鮮!
ホロホロと口のなかでほどけたり、ぎゅっと固く詰まっていたり。

座る場所はとくに決めていないので、
みなさんお好きな場所で「いただきます!」。
でもやっぱり、お子さん連れの方はちゃぶ台、
大人の方はテーブル、という風に分かれますね。


全体が見えるから、と壁を背にする方もいらっしゃいました。
大人も子どもも一緒に食べる「場の雰囲気」を楽しんでくださっているようでした。

食後は、今回から1杯100円でコーヒーのご提供を開始。
前回の「おやこ食堂」参加者の方の「食後にコーヒーがあれば最高!」という声から
さっそく取り入れることにしました。

使わせていただいたコーヒー粉は、東ティモールのフェアトレードコーヒー。
農薬・化学肥料を使わず育てられたコーヒー豆で、
9月のおやこ食堂に参加された方の所属するNGOから寄付をしていただいたものです。 売上の一部は団体を通じて東ティモールの保健活動にあてられるとのこと。
軽やかな苦みで、スッキリした味わい。 気になる方はぜひ団体のHP(http://share.or.jp/)にアクセスしてみてください。
詳しい活動内容が読めると思います。

大人はコーヒーで歓談。
一緒に遊んですっかり姉妹のように仲良しになった女の子たちは、
向き合って牛乳でお茶。
秋の陽射しが差し込むなか、微笑ましい光景。

遊び場いっぱいのワカミヤハイツ。
こんな風に遊んで、年齢もまちまちな子どもたちもすぐに打ち解けて。

今回も、ワカミヤハイツの「食べられる庭」から
紫蘇、レモングラス、ローズマリーなどのハーブをたくさん拝借してお料理に生かしました。



そして最後は、ワカミヤハイツで採れた柿とみかんをお配りしました。
オーナーさんが用意してくださっていたものです。
採れたての果物って、あまり縁がないですよね。
葉つきのみかんや柿に、子どもたちは大喜びでした。
この柿、実は渋柿じゃないの…?と心配したのですが、
たまたまお会いしてお話しできた隣家のご夫婦が
「食べられるよ、甘いよ!」と、太鼓判を押してくださったのでひと安心。
普段からオーナーさんや住人のみなさんと交流があるのでしょうねえ。
こういうご近所さんの存在、ありがたいなと思いました。
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最後に、参加者の感想を少しご紹介します。
「はじめて会う人がほとんどなのに、親子ともども楽しく過ごせました」
「大人が楽しんでいるのが子どもに伝わり、いい時間でした」
「家ではあまり食べてくれないのに、ここではおかわりしておいしく食べてくれました」
「自分で作ったものだからと、いつもは食べないものでも食べようとしていました」
「きょうだいが増えたようでした」