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11/20おやこ食堂。


プレから数えて4回目となる「おやこ食堂 in ワカミヤハイツ」を開催しました。

平日夜ごはん、というのは4回目にして初の試みです。

子どもの預け先がない!

子育てカフェ実店舗への“練習”という位置づけにある「おやこ食堂」では、

日時の設定も“実験”として捉え、同じ週末でも昼と夜を試してきましたが、

「平日の夜」というのは、主催する私たちにとって予想以上にハードルの高いものでした。

同居する家族(つまり旦那さま)にみてもらえることの多い週末に比べ、

平日はそれが期待できません。

祖父母と同居しているか、頼れる距離にいるメンバーはいいものの、問題は核家族。

友人宅にお願いしているメンバーもいましたが、

もともと3人の子を夜間預けることに気後れしていたところへ、

預け先のお子さんが体調を崩し、預けられなくなるという事態が発生。

他に預け先もみつからず、子どもたちを連れて参加することになりました。

いろいろな事情から、5人のメンバー中3人が子連れで料理を担当、という結果に。

なんとか無事に(?)開催することはできたものの、

「やっぱり平日夜はキツイ」ということがよ〜くわかった回でした。

(自分たちも「平日母子家庭」のメンバー。

 それはそれで、「平日の夜に集まって食べる」ことに参加でき、

 自分たちの「孤食」も解消できたのかな…と思うようにします←それでいいのか…?

メニューはこちら。

今回も、いこうファームやワカミヤハイツの庭で採れた大根、いもがら、柚・柿などの食材と

即興でコラボしたおかずが並びました。

たくさんの人の手を借りるということ

初対面の方どうし、会話の糸口になったり、

距離を縮めるきっかけになれば……と、毎回取り入れている「お手伝いタイム」。

まずは、こちら。

何をやっているのかといいますと…

野菜スープのにんじんの型抜きに、

コロッケをにぎにぎ…

ぜんぜん知らないちびっ子に、やさしく教える参加者の姿も。

キッチンに立つ母が恋しくて泣くおちびさんを抱っこ!

とてもありがたく、そしてあたたかな光景でした。

お楽しみの配膳タイム。

「おれがやる!」とはりきるお兄ちゃんも。

これは誰が…という区別はなく、

手を出し、手を借りることに遠慮のない「おやこ食堂」のスタイルが定着してきたよう。

「お客さん」だけど「お客さん」じゃないような…。

板の間では親子連れが肩を並べて「いただきます!」

やさしいお兄さんの横はとりっこです。

料理ができあがるまで、さんざん子どもたちの遊び相手になってくれたお兄さん。

鬼ごっこの最中? 建物の陰からのぞいています。

子連れメンバーも親子そろって「いただきます!」

型抜きのあとの人参をみつけてほっこり。

片付けも、参加者の方にすっかりお世話になりました。

手を動かしながらだと、自然と会話もはずみます。

まずは一緒に食べることから

ほんの1食だけ、まったく知らなかった人どうし、家族どうし、食卓を囲んで

みんなで同じものを食べる、ということ。

目の前にあるおかずについて言葉を交わしたり、

子育てについて共感したり、

子どもは、お兄ちゃんお姉ちゃんができたようで楽しかったり。

小さいかもしれないけれど、確かな「つながり」ができた夜ごはん。

今回は、近隣で「なかまごはん」という活動をされている方々が参加してくださって、

また足立区役所から見学に来られた方がいて(コロッケもにぎってくださいました!)、

地域や行政とのつながりも感じられた回でした。

残すところあと1回となった「おやこ食堂 in ワカミヤハイツ」。

ここで得られたご縁や、経験が、どんな風に結実していくのか…

わたしたち自身、とても楽しみです。

次回のおやこ食堂は12/ 5(土)。お昼ごはんでお会いしましょう!

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