先週の「小さな土曜マルシェ」でのこと。
11時も半ばを過ぎて、パンも残りわずか。
そろそろ終わりかな〜なんて思っていたそのとき、
足立区のコミュニティカフェ講座でご縁のあった方が、たくさんの野菜を抱えて現れました。
有機野菜を研究している「風」の会の皆さん。
この日、近くの区民農園で朝から農作業をされていて、その帰りだそう。
たくさん採れすぎちゃった(?)から、さしあげます!と言って。
写真は上から、わさび菜、平家かぶ、花芯白菜。
どれもスーパーなどでは見かけない野菜だったので、
教わった食べ方などをお伝えしながら
道行く人や、お買い物をしてくださった人にお分けしたら、とても喜ばれました。
予告もなく、ふらりと現れて、収穫したばかりの野菜を置いていく。。。
こんな関係、なんだか、私にとって理想のかたちの一つだなあ。と思いました。
以前イイトコマルシェをやっていたときのように、
新しい出店者さんを探してまわろうか、
イイトコを利用してくれるお客さまにとって魅力ある品揃えってなんだろうとか、
マルシェの規模やラインアップを「広げる」方向に頭が向かっていたところへ、この出来事。
あえて広げようとする前に、
もうすでにいろんなところで何かが広がっているのかもしれないな。
そんなことにちょっと気づかせていただいた出来事でした。