ものくるにやって来たけれど、なかなか貰い手が見つからない。
そんなものも、当然ながら、あります。
そういうとき、イイトコラボではどうするか。
これまでは、
・棚の目立つ場所に置いてみる(→あ、こんなのあったの!と、貰われていく場合が多い)
・見せ方を変えてみる(何かと組み合わせるとか、関連する品物でコーナーを作るとか→実際に使っているイメージが湧いたり、いくつか集めることで目を惹き、「そういえばこういうの探してた!」と気づかれやすい)
・それでも貰われないときは、「ご自由にお持ちください」ボックス行きとなる
(→大抵のものは一晩で貰われていく)
ということが多かったのですが、
どーやっても貰われていかないものの中にも、
「これ、結構イケると思うんだけどなぁ」
というものがあるんです。
そういうものは「ご自由にボックス」行きとなる前に、
イイトコで「リメイク」してみることにしました。
(あくまで「活用法を思いついたもの」に限られますが)
冒頭の写真は、そうして生まれ変わった試験管です。
麻ひもを結んで、壁にかけられる一輪挿しに変身しました。
そしてこれは、
イイトコの一手間がかかっているということで、有料で販売することにしました。
果たして、売れるのかどうか・・?
これも、「実験」というわけです。
ものくるに持ち込まれた「不要品」を、アレンジして販売する。
というアイデア自体は、もともとイイトコメンバーの間でも議題になっていたのですが、
いよいよそれを実行に移すきっかけとなったのは、
スウェーデンにあるという「ゴミの山からできたショッピングモール」
という記事を読んだからなのです。
スウェーデンで誕生。“ゴミ”しか売らない「ゼロウェイスト・ショッピングモール」
ここでは、持ち込まれた不要品をジャンル分けして、
それぞれ職人やクリエイターの手で磨きなおしたり、アップサイクルしたりして、
「新たな価値を付与」して販売しているというのです。
ゴミ同然として引き取られたものたちが、
今までとは違う「いのち」を新たに吹き込まれて、また誰かの手に引き取られていく。。
色々なサイトで取り上げられているモールの商品を見ると、
キッチュで、コミカルだったり、メッセージ性が込められていたりするんですよね。
そんなところも含めて影響されてしまいました。
何より、「(主な)材料費はタダ」というところが、
(イイトコにとって)素晴らしいではありませんか!
最近では、店頭の寄付ボックスにお気持ちを入れてくださるお客さまも増えているのですが、
寄付を待っているだけではなく、果敢に攻め(!?)ていく姿勢も大事ですよね。
ということで、これからリメイク商品、増えていくかもしれません。
こちらは、ものくるの端切れで作ったスタイです。
ものくるは、この7月から対象品を「育児用品」に限定したことで、
ターゲットとするお客さまを絞りやすくなって、子育てグッズの販売にもいいかもしれません。
委託販売品も、ひきつづき募集しておりますですよー。