ヒラメキさんがやってくる!
さる11月10日、ときおり冷たい雨のそぼ降る金曜日に、その方はやってきました。
東京は浅草・吾妻橋に工房を構える「ヒラメキ工房」の関場純さんです。
この方からイイトコにご連絡が入ったのは、そのほんの10日前あたりのこと。なんでも、「自作のボードゲームの体験販売会をやりたい」というものでした。
みなさんご存知の通り(?)イイトコは、2階の和室や軒先、果てはキッチンまでもレンタルに出しているのですが、今回、関場さんはイイトコが軒先を貸し出しているのをマッチングサイトで見つけてくださり、ご連絡をくださったというわけです。
私の心に芽生えた若干の不安
マッチングサイト上でメッセージのやりとりができるのですが、関場さんの寄せてくださるメッセージに、ある年代の方特有のコミュニケーションの傾向があり(前置きや緩衝材となる言葉がなく単刀直入に必要なことだけを書いてくるという、、、こう書いたら相手がどう受け取るかな?という想像力を働かせていないというか、、、。なんとなくわかります?)、正直に言って「大丈夫かなー?」「いざお会いして話が通じるかなー?」と、なんとなく不安も感じていたのですが、、、。
まずは集客!
自作のゲームやパズルを広めようと、最近はご自身の工房を飛び出してあちこち出店をしているらしい、行動力のある関場さん。
そして検索して見つけたこちらの記事。
あの「greenz.jp」にも取り上げられている!ということで(笑)、これはイイトコとしても宣伝に力を入れなければならぬ!せっかく足を伸ばしてこんなところまで来てくださるのだから!!!
と気を取り直して、店頭のお客様や個人的な知人への口コミ宣伝と、SNSでの告知に力を入れて、作ったのがこちらの画像。
あらかじめ関場さんにいただいていたのが暗くて荒めの画像だったので、逆にそれを生かすことにして、昭和レトロな色調やフォントでまとめてみたつもり。イメージしたのは『暮しの手帖』の誌面です。
すると、ありがたいことに元・子育て喫茶cotoca、現・東京千住・ヰヱのご家族と、近くの大学生が運営する駄菓子屋irodoriさんの学生さんがやってきてくださったのです!ありがとうございます!!
朝から駆けつけてくれたirodoriさん
irodoriさんは開店10分前に来てくださって、それからみっちり数時間、関場さんと5〜6種類のパズルとボードゲームで対戦。
途中、3人でやると面白いというゲームには私も参戦させていただきました。2戦やって、2戦とも私が勝っちゃいましたー。ボードゲーム、面白かったですよ。
irodoriさんは、放課後の子どもたちが立ち寄る駄菓子屋さんで、奥には溜まり場になるスペースもある、商店街の中の子どもたちの居場所。ここならヒラメキ工房さんのボードゲームで遊ぶ子どもたちがいっぱいいるはず!と事前にお誘いしたのでした。
それを関場さんにお伝えすると、「じゃあぜひこのあと行ってみよう」ということになって、思い描いたとおりの展開になり、私はひと安心。←ここでひとつ役割を終えたという安堵感。
その後、パズル&ゲーム体験会は、学生さんからcotoca ファミリーにバトンタッチ。こちらも、関場さんと対戦したり、家族間で対戦したり、午後3時までたっぷりと遊んでくださいました。
ちょっとした関場さんロス
外はまだ冷たい雨が降っています。ですが、ここで関場さんとはお別れです。cotocaファミリーも興味があったというirodori さんに、関場さんと一緒に向かっていただくことになりました。
予定より早いご退出に、ちょっぴり寂しさを感じている自分がいました。これはまるで「関場さんロス」。最初は不安だったのに、、、。
大学生やお子さんと対戦する関場さん、コミュニケーション豊かにゲームを楽しむ関場さんの姿に、そんな不安はどこへやら(やっぱりあれは、あの年代特有のメール作法だったんだ、、、)。
人はやっぱり会って話してみないとわかりませんね。勝手な先入観を抱いて、勝手に不安になる自分の悪い癖がわかりました。とはいえ、きっと面白い人だろうなーという予感はあったのですけどね。
これからのヒラメキ工房さんにも要注目
関場さんから翌日届いたメッセージには、irodoriさんにはあのあと4時間もいたこと、お子さんたちにたくさん遊んでもらえたこと、購入もしてもらえたこと、などがお礼のお言葉とともに書き添えられていました。
実りある時間をお過ごしいただけたようで、ご案内した自分としてはさらにひと安心です。
関場さんは、自作のパズルやボードゲームを広めようと精力的に動かれています。児童館に常備してもらえるよう、クラウドファンディングにも挑戦なさる予定だとか。販売代理店も募集中とのことです。
こちらがヒラメキ工房さんのウェブサイト。
今後の動きにもぜひご注目ください。
Comments