be nice.



ここ数年は新年を迎えると必ず、その年の目標を立てているイイトコです。


目標を立てる項目は、いつもだいたい「家族、学び(成長)、仕事、健康、地域・社会」の5つ(今年はそこに「楽しみ」も加えました)。


ここでは「仕事」、つまりイイトコ運営について立てた目標についてお話ししようと思います。


続ければ習慣になる


イイトコの目標としては、たしか個人店の店主さんによって書かれた本で目にして感銘を受けたフレーズ、「売上よりも影響力で成長する」を昨年から据えてはいるものの、これはいわば「大目標」で、数年かけて達成していくことというか、永続的に心がけていくことなのかなぁと思っています。


なので、これとは別に、今年一年という比較的短いスパンで叶えていく行動指針というものがほしいなぁと考えていました。


というのは、イイトコに足りない何かを、1年間なら1年間、意識的に実践・継続していくことで、やがてそれは習慣になり、ことさら意識しなくても行動できる「哲学」や、「血肉」になると信じているからです。


個人的な「学び・成長」では、そうやって好ましい習慣を体に植え付けてきました。


さて。


自分ひとりで考えていても見つかりそうになかったので、うちのパートナーに助けを求めることにしました。


イイトコで、何かこうしたほうがいいって思うこと、ない?


すると返ってきた答えが、タイトルにもある「be nice」という言葉でした。


be nice


彼が以前何かで見た話で、御年90歳になろうかというご婦人が、あるとき長生きの秘訣を問われた際に彼女の口から出てきたのがこの「be nice」という言葉で、それがとても印象に残っていた、と。


イイトコも、お客様がしてほしいと思っていることを率先してやってあげられるといいんじゃないかなぁ。


というのが、彼の提案でした。


なるほど、簡潔だし、いい響きだね


と共感したので、そのままそれを今年のイイトコの目標に掲げることにしました。


be niceって、なんだ?


さて、めでたく今年の目標が定まりました。


……というには、まだ早くて。


このままでは、中身の伴わない、耳に心地よい単なるフレーズのようなもので、わたしが真に理解して納得するには、もう1段階必要のようだと感じました。


で、「be nice」ってなんだ?


と。


そこで手帳にはひとまず一言、「be nice」と書き込んで、その中身はもう少し考え続けてみることにしたのでした。


やさしくあること


考え続けていた数日間のことはすっ飛ばしまして、結論だけ言いますと、それは「やさしくあること」かな、と思い至りました。


もともとイイトコは、お母さんにやさしい場であろうとの思いを掲げています。


日頃しんどい思いをしがちなお母さんも、人にやさしくされたら、きっと心が軽くなる。


そして、そのやさしさはお母さんを通じてお子さんや周りの人に向けられる。


いまここで、より具体的に「やさしくあること」を考えて実践するのもいいな、と。


イイトコから「やさしさの輪」を広げよう、なんてね。


わたしはまだまだ未熟なもので、体の不調や、その日や前日にあったことでクヨクヨ、モヤモヤ、不安や不満を感じたりすることに事欠きませんが、そういう状態はいったん脇に置いておいて、目の前のお客様に集中し、大切にすること。


お客様がしてもらったら嬉しいであろうことを、してさしあげること。


「そんな当たり前のことを?今ごろ?」と驚かれ呆れられてしまうかもしれないけれど(汗)、正直なところ、それはわたしの課題の一つなので赤裸々に記しておくこととします。


助けること


というわけで、「be niceとは、やさしくあること」と、落ち着いたかに見えました。


……でも、まだ話は終わらなくて。


最近、新聞の書評を目にしたのをきっかけに、森川すいめいさんという精神科医の本を読むことになりました。


森川さんは、「対話をすること」を治療に生かす「オープンダイアローグ」を提唱・実践しているお医者さんで、そのオープンダイアローグについて書かれた本を読んだあとに続けて手に取ったのが、森川さんが日本の自殺希少地域を旅して記録した本。


年間の自殺者数が3万人を超えて久しい日本で、自殺が極端に少ない地域があることに注目したもともとの研究者に岡檀さんという方がいます。


わたしもこの本は読んでおり、関心は抱いていました。


森川さんも岡さんの研究に触発され、もしも自殺を減らす因子というものがあるのなら、この目で見て体感して考察してみようと思われ旅に出た本でした。


そして、わたしの心に深く刻まれたのが、とある自殺希少地域の人たちを観察していて森川さんが発見した、「助かるまで助ける」という行動様式です。


困っている人をみつけたら、その困りごとが解消するまで助ける。


中途半端に関わらないで、最後まで付き添う。


けど全部自分で抱えていたら今度はその人がもたないから、できないことは別の人に相談する。


そういう内容でした。


それが、困っている人を楽にすることにつながるのだ、と。


わたしの中で、またまた腹落ちしました。


やさしくあること、そして、助かるまで助けること


やさしくあるだけじゃない、その人が助かるまで助けることが必要なんだ。


それが、地域に開いた窓であるイイトコができることだし、やるべきことなんだ


と。




be nice.

やさしくあること

目の前の人を大切にすること

困っていることがあれば、助かるまで助けること

できないことは人に相談すること




こうしてめでたく、イイトコの今年一年の目標は決まったわけですが、実はまだもう一つ、目標があります。


それは、このブログを一週間に1回はアップすること。


それは、より多くの人に「イイトコさんて、こんな人」というのを知ってもらうためであり、また、地域に開いた小さな窓としてイイトコにできることは何か?を考え続けて、伝える場にしたいからです。


そういうわけで、よろしければまた、お付き合いくださいますよう。

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