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親子カフェ? 子育てカフェ?


私のイメージしているコミュニティカフェは、親子カフェなのか、それとも子育てカフェなのか。親子と子育て。同じようでいて、同じではない⁉︎

というのは先日、とある親子カフェで親子カフェ開設講座を受ける機会があり、いろいろ参考になるお話をうかがってきたのですが、そこは今書いたように「親 子カフェ」なんです。訪れるのはおもに未就園児の小さい子とママの親子連れ。カーペット敷きに座卓・座布団スタイルで、赤ちゃんや小さい子も安心して自由 に遊ばせながらおいしい食事とお菓子でほっこりできて、親子向けの講座やイベントが常に行われていて、そこに来るだけで交流が生まれるという、親子にとっ て居心地のいい場所。

ママたちのニーズをつかんだ素敵な場所なのですが、はたして私がやりたいのはこれか?というと、そうではない。なぜかと考えると、「親子限定」なところが、私の考えるカフェにはシックリこないのです。

ママたちは、私のように仕事で社会参加していない母親はとくに、月齢の近い子どもを介してつながるいわゆるママ友など、近しい層というかある程度同質的な 人たち(年代が近いからといって価値観や境遇が全て同じということではないですが)と知り合う機会は多くても、おじいちゃんおばあちゃん・おじちゃんおば ちゃん世代とか、逆に若い世代とかと交流を持つ機会が少ないんじゃないか。そうすると、いくら仲間が作れて居心地がいいといっても、親子だけが集うカフェ というのは、やっぱり閉じた空間という気がしてしまうのです。

私が作りたいのは、私が「カフェをやりたい!」と言い出してから出会ったような、さまざまな年代や境遇や考え方の人たちと交流できる場所で、自分の視野や世界が広がるような場所。 「こんなカフェをやりたい」といって動き出して、たくさんの人に出会って、いろんな刺激をもらっている私が今まさに感じているこのワクワク感を、カフェを訪れたママたちにも体験してほしい、という思いがあります。 そして、そんな世代も境遇もさまざまな人が、みんな子育てを見守っているんだってことが、訪れた親子にとって感じられる場所。そんな場所をカフェの中に作りたいんだと思うんです。

だから、子育てカフェeatocoは、やっぱり子育てカフェなんだな。

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