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トイクラ!vol.2


今日は2回目のトイクラ!

参加ご家族は2組で、もうすぐ3才になるお子さんと、5才のお子さん。どちらも男の子で、付き添いは一方はお母さん、もう一方はお父さんでした。

やっぱり「分解」とか「工作」とかいうと関心を持ってくれるのは男の子率が高いです。

付き添いのご家族も、「私は分解は苦手なので。。」といってお母さんがお父さんを寄越してくれる(笑)ケースがあることがわかりました。

さて、分解のほうはというと。。これまで素材として集まっているおもちゃや家電製品を片っ端からネジを回し始めましたが、

大人も加わっていちばん分解が進んだのが、ノートパソコン。

やっぱりモノが大きいと、外せるネジ数も多くて、数人で同時に取りかかれるところがいいです。

まずはネジがいっぱいある裏側から分解を始めます。

冷却装置が見えてきました。

手前の部品から外の空気を取り込んで、冷気が鋼色の部品を伝わり、CPUを冷やすのだそうです。

ということを、参加されたお父さんが教えてくれました。

このお父さん、昔パソコンを自作していた経験をお持ちだそうで、いろんなことを教えてもらいました。

ファンや冷却装置を取り去ると、基盤がびっしり。

緑の小さな板、これがウワサの半導体というやつなのですね。

裏側は外せるネジはあらかた外してしまったので、上のキーボードを剥がして、新たなネジを探すことにしました。

キーボードを留めている部品が細かく、尖っている部分もあるので注意が必要です。

。。。と、ここまででだいたい1時間。

子どもの集中力が(大人もかな?)途切れてきたので、分解あそびはこの辺で終わることにしました。

〜2回目のトイクラ!を終えて〜

2人のお子さんのうち、もうすぐ3才になるお子さんは店内のおもちゃで遊ぶばかりで、分解には一切ノータッチでしたが、かといってお母さんも咎めたり、無理に誘ったりすることもなく、自然に任せました。

おもちゃで遊んでいても、ときどき分解あそびに戻ってきてくれるかもしれないし、戻って来ないかもしれないし、それはそれでいいというスタンスで進めました。

それでも同じ空間で、5才の子もときどき一緒に遊んだり、コミュニケーションが取れるから面白い。

また、珍しく土曜日に開いている!ということで、たまに来てくださるお客さまが3組、通りがかりに寄ってくれて(2組は家族全員で。やっぱり土曜日は家族でお出かけすることが多いようです)、トイクラ!参加のお子さんと普通に遊び合っている様子が見られたのも、面白い光景でした。

あとはやっぱり、分解や部品に詳しい方(今回は付き添いのお父さん)がいるとより理解が深まっていいような気がします。

分からないなら分からないなりに、「これは○○をしている部分かな?」と推理するのも、また面白いんですけどね。

トイクラ!も、ただ漫然と分解するのがいいのか、仕切り役がいるほうがいいのか、今後いろいろ考えていきたいです。参加者の年齢や興味による部分も大きそうですが。

これを読んでいて、「私やります!」という学生さんなどいらっしゃったら、ぜひお願いします。

次回のトイクラ!は3/16(土)です。

液晶部分のネジが見えてきたので、次回はこの辺りも分解していきたいと思います!

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