さる3/29(土)、子どもを家族に託して参加してきた生活クラブの「はたらく」のクラス。 テーマは「地域で起業するための事例紹介とワークショップ」。
内 容は、三軒茶屋にある介護事業者のショートステイ施設でカフェ運営を委託されている生活クラブ運動グループのワーカーズ・コレクティブ「カフェテラスゆ め」と、NPO法人アビリティクラブたすけあい「さざんか」の高齢者や障がい者の生活支援などの事業紹介を聞いて、そのあと参加者全員の、地域で始める 「夢プラン」を発表しあい、コメントやアドバイスをもらうというものでした。
コメンテーターは東京コミュニティパワーバンク(CPB)理事長と、ワーカーズ・コレクティブ・ネットワーク・ジャパン事務局長、ワーカーズ・コレクティブぷろぼの工房代表、それから企業と働き手のマッチングをてがけるコンサルタント。
参 加者みなさんの発表した夢プランには、数え上げられないくらいのヒントをもらい、現在少しずつですが消化しているところ。ここでは、私の夢プランを紹介 します。これを見れば、子育てカフェ[eatoco]が一体どんな場所なのか、イメージしてもらえるんじゃないかな、と。
◎テーマ(やってみたいこと・困っていること・あったらいいなと思うもの…)
・育児休暇中、地元に知り合いが少なくて心細かった。仕事場のある都心と自宅の往復生活から、突然ぽーんと放り出されて。時間はたっぷりあるのに、居場所がない。同じ思いをしている人や、これから同じ境遇になる人もいるはず。その心細さを解消したい。
・小さい子と一緒だと遠出もたいへん。歩いていける距離に子連れ歓迎のカフェがほしい。
・外でも安心しておいしいものが食べられる生活クラブのカフェがほしい。
・地域の交流を増やしたい。
・いろいろな人と政治や環境について建設的な議論・意見交換ができる場がほしい。
◎解決策
・子連れママの居場所になるカフェをつくる。
・メニューはできる限り消費材100%。
・子どもがうろうろしてもOKな雰囲気づくり。畳やちゃぶ台。
・講座やイベントをやれる場所。
◎誰のために
・子育て世代の世界を広げたい!カフェをつくろうとワクワクしてる自分の、このワクワクを共有したい。
・地元の高齢者
・それ以外誰でも!
・やりたいと思った人が参画できる
・ただのママ友では飽き足りない人、ただの飲食する場だけでは物足りない人
◎どこで何をどのようにどうする
・地元の足立区関原の商店街にカフェオープン。1F路面店、ガラス張りで適度に開いた感じ。
・消費材メニュー。テイクアウトもあり。
・食を大事にする。生産者とのつながりを大事にする。ときには生産者交流会も。
・夜や週末はテーマを設けた交流・語り合い・イベント開催。政治の話も当たり前にできる場所に。
・家で一人で食べるより楽しくておいしい食事を提供する(高齢者、若者)
・おじいちゃんおばあちゃんが赤ちゃん抱き放題!
・想像力を育むぬくもりのあるおもちゃが置いてある。
◎誰と
・生活クラブ仲間、子育てサークル仲間、コミつく仲間と5人くらいで。
・日替わりシェフのシェアキッチンスタイル(ベジタリアン料理、マクロビ料理…)
・時間はたっぷりある近所のおばちゃんに台所に立ってもらうこともある。
◎いつごろ
・4年後(一番下の子が小学校に入るタイミング)
◎運営方法 ・ワーカーズ・コレクティブが理想。
・夢は持ち店舗(買うか建てる)——同じ思いを持つ人のためにNPOで「空き家再生プロジェクト」もやる。
・ ランチは1種類で、みんなが同じものを食べる——親近感
・10時〜16時で、いつもオープンがいい。
・組合員活動もやれる(会議、企画、試食会)
・古着やおもちゃのエピソードタグつき交換会または販売
…以上!
「赤ちゃん抱き放題」というのは、実は先日お話を聞いた世田谷区の「岡さんのいえ」の方がそうおっしゃっていたのを拝借しました。その場でもウケてたけれど、やっぱりこの日もウケました(#^ ^#)!
また思いついたら手直しして、ちょくちょく更新するかもしれません。
この日、私がこのプランを発表したら、コメンテーターのお一人から「聞いていて楽しくなった」とコメントをもらいました。「こんなカフェが欲しい!」と考えている私のワクワクが伝わったのかな、とうれしくなりました。これだけでも大成功!